社長ブログ2022年01月01日

社長という立場

 インフォメーションでもお知らせしましたが、私が社長という立場で仕事を始めて20年が経ちました。起業して2年後に法人化したのですが、その当時、それまで「小林さん」「小林さん」と呼ばれていたのが、会社にしましたと名刺を出したとたんに「社長」「社長」と呼ばれるようになり、戸惑ったことが懐かしく思い出されます。

 「立場が人を育てる」、という言葉がありますが、果たして自分は社長という肩書きの立場で人として成長できたかどうか・・・それは自己評価ではなく第3者の評価に委ねなければ分かりませんが、それでも「横柄にならないように」、だけは気を付けてきたつもりです。どうしても立場上、指示を出してその場を仕切ってしまいがちで、それが家に帰っても出ることがあり、たまに妻にはチクリと言われることがありますが…😵

 先日、自分はポジティブかネガティブかを妻と話し合っていた時、子供の頃の思い出話になりました。50年も前の話ですが、田舎暮らしの私の家は留守にしてもカギをかける習慣がなかったのですが、ある日仕事に出かけた母親がカギをかけて出かけました。今のように携帯電話やSNSのなかった時代、そんな状況を知る由もない私は学校から帰ってくると鍵がかかているので家にも入れず・・・その時私はどう行動したか・・・当時の玄関は引き戸で簡単に割れるガラス戸でした。当然、足でガラスを割りカギを外して家に入るという行動にでました( ゚Д゚)カギがかかって家に入れない状況に困惑せずに自分の力で前に進んだと考えれば、究極のポジティブだね、という結論に達したわけですが・・・その日の夜はしこたま母親に叱られましたがね( ^)o(^ )

 目の前に立ちはだかる障害には悲観して立ちすくむのではなく、自分で状況を打破して前に進む!これは究極のポジティブであり、その時すでに自分の足で立ち、社長という立場で仕事をすることが決まっていたのかもしれませんね。

 そんなわけで、今年もポジティブに、どんな障害にも立ちすくまない姿勢で1年を乗り越えていこうと思います。

この記事を書いた人:小林樹夫

所属:代表取締役 担当:皆の社長(笑)

小樽の漁師町の生まれ
人生の前半を小樽、函館で過ごし、酸いも甘いも色々経験(笑)後半の人生は、死ぬまで札幌で修行の予定。
さていよいよ50代最後の1年、来年は折り返しの年です。頑固でありながらも、いつまでも柔軟な感性を失わない、しなやかな社長=親父=おやじを目指してます❗