社長ブログ2023年01月25日

無知の知・・・梅毒の番組を観ての危機的な雑感

 弊社の仕事は食品衛生の仕事ですので、性病とは無関係のようですが、実は見えない微生物による食中毒という健康被害を考えると、見えない微生物による性病という健康被害は、どちらもいかにして罹らないようにするか、という観点から考えると同じレベルの話であり、必然的に私の興味の示すところになります。全国的な大寒波の影響で大雪、ホワイトアウトが連続する道路事情の中、昨日から函館に出張に来ておりますが、さすがに夜の街に繰り出す気力はなく、ホテルでHストさんの焼き鳥弁当を食べながら眺めていたテレビで、性病である梅毒が実は若者を中心に広がっているという特集番組を観ていました。

 SNSを使っての出会いの機会の広がりが、性病の広がりを助長しているという話でしたが、皮肉なもので、情報過多でそれこそSNSやスマホを使えばいつでも様々な情報が手に入る時代に、梅毒や性病の知識も知らずに不特定多数の異性との出会いを楽しんでいる若者のなんと多いことか( ゚Д゚)

 性に進んだ先輩たちのエロい話に早く大人になりたいと夢膨らませた10代の頃、見たくても見られないビニール本の誘惑・・・知りたいのに教えてもらえないジレンマや情報を手に入れられないジレンマ・・・私が若かった頃はそんな情報貧乏だった頃だったからこそ、様々な術と様々な人脈を使って仕入れた生きた情報は、実は自分の身を守るための貴重な情報も同時に仕入れられていたのだろうと思いながら、テレビを眺めていました。

 「無知の知」ギリシャの哲学者、ソクラテスの言葉です。己の知らなさ(無知であること)を自覚している人ほど知恵がある人である、という意味です。高校の時の倫理の授業を思い出します(真面目に授業を受けた記憶はないですが💦)知らないことを自覚するからこそ、知ろうとする、ということです。つまり謙虚であることが大事である、ということにもつながりますね。自分は何でも知っていると奢っていると、人に聞くことも出来なくなるし、調べるという行動にも出られなくなります。

 性に開放的であることは、それぞれの人の生き方ですから否定はしません。ただ、そこには自己責任が付きまとうということも忘れてはいけません。美味しいものを食べたくていろんな食べ物、ゲテモノにチャレンジするのも人の興味ですから否定はしません。ただ、やはりそこにも自己責任は付きまといます。自己責任・・・起きたことに対して自分で責任を持つこと、であり、それだからこそそのリスクを事前に調べることだと、私は解釈します。何も知らずに楽しむことのリスクのなんと大きいことか(;´Д`)

 便利な世の中、あふれる情報・・・知らないことを自覚することが知恵があること、といったソクラテスの言葉の真意を深く考えさせられる世の中になったものだ、とつくづく思った時間でした。

この記事を書いた人:小林樹夫

所属:代表取締役 担当:皆の社長(笑)

小樽の漁師町の生まれ
人生の前半を小樽、函館で過ごし、酸いも甘いも色々経験(笑)後半の人生は、死ぬまで札幌で修行の予定。
さていよいよ50代最後の1年、来年は折り返しの年です。頑固でありながらも、いつまでも柔軟な感性を失わない、しなやかな社長=親父=おやじを目指してます❗