社長ブログ2022年03月04日

コロナ関連倒産~コロナ私感

 小樽生まれの私が、物心ついた時からそこにあった企業の「タルレイ」、小樽冷蔵株式会社が自己破産申請の準備に入ったと報道がありました。冷蔵倉庫業から始まり食肉加工でジンギスカンなどを作って100年続いた企業で、札幌からだと札樽道を小樽で降りて臨港線を走ると右手に見えるランドマーク的な建物です。ピーク時16億円の売り上げが昨年は6億円とのことで、長引くコロナ禍の影響の大きさが見えてきます。小樽のお客さんでも貸し冷蔵庫として取引していてその倒産の影響を受けているところもあり、静かにじわじわと、コロナによる自粛のダメージが表れてきていることを実感します。

 さて最近はオミクロン株の派生株が話題になり始めています。いつまで変異株の追跡を続けるのでしょうか?その都度、その不安を煽るようにマスコミが騒ぎ、サービス業・飲食店がやり玉にあがり続きます。そして北海道は6日までのまん延防止措置等重点措置が更に2週間延長されて21日まで自粛となりました。そうかと思うと水際対策を緩め、観光目的以外の外国人の新規入国が認められました。それはそれで、良いことだと思います。でも、そうであれば、国内の末端の経済を停滞させない新たな対策も打ち出してもらいたいものです。感染者が増えては「まんぼう」「まんぼう」と騒ぐだけ・・・もう3年です。赤ん坊も3歳になれば、乳児から立派な幼児になっています。この閉塞感にあふれた対策はいつまで続くのでしょうね・・・

 先日主張先で話をしたお客さんがコロナ感染を経験していました。1月末に感染して、当然社会復帰はしていますが、1か月経っても体のだるさや疲れやすさが抜けないと言ってました。それを後遺症というのでしょうが、そこで「ふっ」と思ったことがあります。感染して陽性となった後の対応は、結局自宅療養という名の隔離で、その間の薬の投与や積極的な治療の手立てはなしです。つまり、感染者の自然治癒力に頼るしかない、というのが現状で、であれば当然治り方には人による差が表れてきます。結局、後遺症と言われている症状も、実はまだ完治していないだけ、ではないのかな~?と思ったのです。専門家ではないので、「そうだ!」とは言えませんが、あくまでも私の素朴な「私感」です。

 コロナ禍ももう3年目です。早く治療薬が世に出回り、コロナウイルスに対して今よりは少しでも積極的な対応ができるようになれば、社会活動ももう少し積極的にできるようになるのにな・・・と、思い続けて、もう3年目ですね・・・”(-“”-)”

この記事を書いた人:小林樹夫

所属:代表取締役 担当:皆の社長(笑)

小樽の漁師町の生まれ
人生の前半を小樽、函館で過ごし、酸いも甘いも色々経験(笑)後半の人生は、死ぬまで札幌で修行の予定。
さていよいよ50代最後の1年、来年は折り返しの年です。頑固でありながらも、いつまでも柔軟な感性を失わない、しなやかな社長=親父=おやじを目指してます❗