社長ブログ2020年09月23日

衛生管理と衛生管理計画 :その6 一般衛生管理・・・清掃・洗浄を考える

 さて、約束の「連休中頑張ります」期間の最後、第3弾!!!30分ばかり日をまたぎましたが・・・(-_-;)

 前回2回で、「建物」・「施設」・「設備」の管理を説明してきましたが、その中で共通に出てくる内容が「掃除・清掃」と「洗浄」という内容です。そこで、今回は、ちょっと頭の整理のために、弊社が考える「清掃」と「洗浄」について書きたいと思います。

 「清掃」とは掃除をすることで、英語で言うと「クリンネス」。それに似ている言葉に「クリンリネス(又はクレンリネス)」があり、実はこれが清掃の頻度を決める決め手の考え方となります。つまり、掃除「クリンネス」を行うことで、その綺麗を維持して清潔に保つことが「クリンリネス」ということですので、綺麗を維持する期間が掃除の頻度となるわけです。ですから、「掃除」は、何を使ってどのように行うかの「クリンネス」と、それをどのくらいの頻度で行い清潔を保つかの「クリンリネス」が決まって初めて、明確なルールとなります。

 次に「洗浄」ですが、これは日常的にシンクの中や洗浄機によって行われている行為ですが、最近はここに「除菌」や「殺菌」の言葉が一緒について回っています。テレビを見ても洗剤のコマーシャルでも良く聞かれます。でも、良く考えてみてください。自然界に存在する細菌やウイルスは、純粋に培養された研究室の細菌やウイルスではないので、その姿は食材の油脂分やたんぱく質、炭水化物といった有機物に潜んでいる、つまりそれらが細菌達の身の周りに付着しており、例えば糞便由来の細菌達は、糞便、すなわちこれも有機物が付着した状態で自然界に存在しているわけです。ですから、食器やまな板などの調理器具に付着した食材の汚れや、トイレの後に付着したかもしれない自分の「ウンチ」に細菌達は潜んでいるわけですから、その汚れやウンチを洗い流せば一緒に流れていくわけです。つまり綺麗に洗えれば、細菌達は汚れとともにいなくなるのです。細菌を話題にすると、「洗浄」という行為はなんか特別なことに聞こえてきますが、要は昔からの考え方でよく、とにかく綺麗に洗えれば細菌達も流れていくのです。つまり「除菌」とは綺麗に洗うこと、すなわち「洗浄」と同じ意味と捉えていいと考えます。

ちなみに、厚生労働省が推奨するノロウイルルス対策は、手洗いの二度洗いです。手指の消毒や殺菌ではないのです。二度洗うことでより綺麗に洗えて、汚れと一緒にノロウイルスも流れていくことを根拠にした対策です。

                       

 

 

 

この記事を書いた人:小林樹夫

小林樹夫
所属:代表取締役 担当:営業・人事・総務・経理・・・会社の業務全て(笑)

小樽生まれ
人生の前半を小樽、函館で過ごし、酸いも甘いも色々経験(笑)
後半の人生は、現在札幌で修行中。
まだまだ人生の上り坂!社員と共に、日々楽しく業務に励んでいます。